やびーのうつ病マンガブログ

生きにくさを軽くするヒント

うつ病の恋人の支え方

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こんにちは!

 

うつ病マンガのやびーです!


今回は、うつ病の恋人のために何をしてあげればいいのか、どう接すればいいのかを書きます。
 
 
あくまで私個人の考えなので、相手やカップルによって異なることはご承知ください。
 
 

 

 

助けようとはりきらない

 
愛の力で病気は治りません。
 
 
力になることはできても、治すのは休息や薬です。
 
 
助けてあげよう、治してあげようと思うと、すごくしんどくなって、あなたが倒れてしまいます。
 
 
恋人だから支えるのが当たり前、そんな綺麗事は通用しないのがうつ病です。
 
 
24時間体制で守ることはできないし、それは健全な恋人関係とはいえません。
 
 
ある程度、自分は自分、相手は相手という線引きは必要です。
 
 
うつの時でも、誰かが味方としていてくれるだけで、十分助けになっていることを忘れないでくださいね。
 
 
 

自衛する

 
上に関連して、自衛をしてほしいと思います。
 
 
自衛とは自分を守ること。
 
 
一番ダメなのは、共倒れすることです。
 
 
私の彼は、もちろん私のことを大事にしてくれるけど、自分のことを優先して大事にしてくれます。
 
 
私もそうしてほしいと思っています。そうでないと、私も安心して頼ることができないし、大好きな人を自分の手で不幸にはしたくありません。
 
 
だからどうか、自分の心をしっかり守ってくださいね。それが、恋人のためにもなります。
 
 
 

言葉で追い込まない

 
うつ病の症状に、自分を責めやすいことがあります。
 
 
また、うつ病は理解されにくく、誤解も多い病気です。
 
 
甘えなんじゃないか、気合がたりないんじゃないか、まだ治らないのか…
 
 
気持ちはよくわかります。けれどそれを、本人に伝えないでほしいのです。
 
 
だってそれを一番思っているのは、本人ですから。
 
 
他の人からそんな言葉を既にうけてるかもしれません。
 
 
けれど、どうしようもないから病気なんです。気合で治る病気はありません。
 
 
そして、できればお友達にも「甘えだよなぁ」と、こぼさないことをお願いしたいです。
 
 
誤解が広がると、またうつ病さんを傷つけることになります。
 
 
でも吐き出すことも必要。オススメはノートに書くこと、プロのカウンセリングを受けること。
 
 
今はオンラインのカウンセリングもあります。(コトリー→https://cotree.jp/
 
 
どうか誤解を広げない形で、発散してほしいです。
 
 
そして、相手を愛してるんだってことは忘れないでくださいね。
 
 
 

わからないことは調べる、聞く

 
うつ病のことってよくわからないと思います。できれば、本やネットで調べてくれると嬉しいです。
 
 
サイトはこのあたりがオススメでしょうか。
 
 
 
本は買ってもいいし、私は図書館で借りました。
 
 
でも、人それぞれ症状が違う部分もあります。
 
 
そういう時は、聞いてくださいね。泣いちゃうこともあるかもしれないけど、聞いてもらえるのはとっても嬉しいです。
 
 
また、お医者さんに聞きたいことがあれば、診察に一緒に行くこともできます。
 
 
自分の支えられる範囲で支えてくれると嬉しいです。
 
 

 

 

自分の思いを話す

 
これは人によると思いますが、私の彼があまり自分の思いを話してくれないので、話してほしいなぁと思います。
 
 
うつの恋人は頼りなくみえると思います。
 
 
でも、つらい時は言ってほしい。原因が自分ならなおさら。
 
 
そのくらいの強さはあるし、言ってくれないとわからないです。
 
 
私だって、支えられてばかりじゃなくて支えたい。一番こわいのは、理由もわからずバイバイすることです。
 
 
でも彼の場合は、私でなく他の人には言えてるみたいなので、誰にもいえないよりはいいかなぁと思います。
 
 
 

このまま付き合うか考える

 
これは言いたくない気持ちもありますが、本当にこのまま交際を続けるのかは考えてください。
 
 
そんなに簡単には治りません。時間もかかるし、完全に治るとも限りません。
 
 
これからも負担をかけることもあるだろうし、人生の遠回りになります。
 
 
貴重な時間を、自分の人生を恋人のために使ってもいいのか、考えてください。
 
 
別れたからといって愛情が少ない証にはなりません。愛だけでは病気は治らないです。
 
 

会った時は甘えさせてあげる

 
私が彼とつきあって大きかったことは、
 
・安心できる時間をとれた
・泣けるようになった
 
ことです。
 
 
ぎゅーってハグしたり、優しく頭をなでられたり、そういうことがすごく大切で救われました。
 
 
私はなるべく、会ってない時間は彼に頼らずに、乗り越えようと思っています。
 
 
でも、会ってる時に大事にしてもらうことで、パワーをもらえるし、自分をすきになれます。
 
 
また、今まで感情が鈍くなって泣けなかったのが、彼の前なら泣けました。
 
 
泣いて泣いていっぱい泣いたことで、今は楽しいとか悲しいことを感じられます。
 
 
こまめに連絡をとらなくてもいいと思います。いつでも頼る体制だとしんどいし、うつ病さんは依存しがち。
 
 
でも会った時くらい、いっぱい甘えたいなぁと思います。
 
 
私たちは週一の頻度で会っています。
 
 
 

かけられたい言葉、かけられたくない言葉

 
私がかけられて嫌だった言葉は、
 
・がんばれ
・甘い
・気合いれろ
・うつ病っていうな
・(うつ病を)信じてない
・働け、学校いけ
 
 
逆に嬉しかったことは
・大好き、かわいい
・甘えてくれてうれしい
・頼っておいで
・つらい気持ちを言ってみ
・よくがんばったな、もう大丈夫
・味方だよ
・絶対見捨てない
 
 
やっぱりつらいのは、「がんばれ」。がんばってるし、これ以上がんばれない!
 
 
励ましたいときは、
 
・味方だよ
・ゆっくりぼちぼちでいこう
(自分のペースでがんばれ)
・十分がんばってるよ
 
とか、言ってくれると助かります。
 
 
 がんばれの代わり(マンガ)→https://note.mu/sukoyaka_yaby/n/nc63172b72144
 
 
 

デート

 
外出はしんどいことが多く、約束してもドタキャンしたり、楽しくなさそうだったりするかもしれません。
 
 
なるべくお家がいいかもしれません。
 
 
出るときは近場で休憩をとりましょう。体調がいい時に、明日デートしよう!くらいが成功しやすいかもです。
 
 
あとは、お散歩や、花火、ご飯などが手軽かもしれません。
 
 

 

 

最後に

 
うつ病の恋人を支えるのはむずかしいことだと思います。
 
 
でも、うつ病になったから絶対に交際は無理という訳ではありません。
 
 
二人でほっとできる時間をとって、あなたも恋人に支えられて、お互いに心の支えになれたらすてきだと思います。
 
 
私も、彼の支えになれるよう、焦らずだけどいい彼女になりたいです。
 
 
恋人のためにここまで読んでくれて、ありがとうございました(^^)

 

 
やびー