こんにちは!うつ病について当事者目線で発信しているやびーです。今回は、つらい時どんな風に対処しているのか、お話ししますね。
私がおすすめするのは、つらい時の対処法をメモしておくことです。自分にピッタリの対処法は人によって違うし、つらくて余裕がない時はどうしたらいいのか、なかなか思い出せないからです。
具体的にどんなメンタルケアをしているのか、3つご紹介しますね。
① ストレッチとマッサージ
まず私がするのは、ストレッチやマッサージなどの「体のケア」です。
メンタルケアというとお悩み相談のような、話を聞いてもらうことをイメージする人も多いかもしれません。ですが、悩みを解決させたり心を軽くさせたりすることは、プロでも難しい技術です。
心を大切にするより、体を大切にする方がしやすいので、できる人はストレッチやマッサージをしてみてください。
起き上がれない人は、深呼吸、寝返り、伸びで大丈夫。心と体は繋がっているので、体が楽になると、心も少しかるくなります。
② 悩みを書き出す
次にするのは、悩みを紙に書き出すことです。これは「心のケア」ですね。
もちろん誰かに話してもいいのですが、私は悩みを話すことが苦手なので、この方法が合っているみたいです。一人ですぐできるので、相手の都合に合わせる必要がなく、おすすめです。
やり方は、紙に自分の考えていることをとにかく書きます。他の人に見せることは考えないで、ばばばばーっと全部書きます。そうすることで、自分の中でぐるぐるした気持ちを外に出すことができてすっきりします。
また、読み返すことで「私はそう感じていたんだ」と発見があったり、自分で受け止めてあげたりできます。
ただ、気持ちがつらいからといって悩みがあるとは限りません。うつ病などで見られる抑うつ症状は、悩みに関わらずつらくなります。そんな時は体調が悪いので、ゆっくり休んでくださいね。
③ 寝る
体と心のケアができて、「少し楽になったかな」という状態になったら、寝ることが多いです。
悩むことはパワーを使うし、症状が出ているときは体調が悪いので、寝ることはとても大切だと感じています。
眠れない時は、ぼんやり音楽を聴いていることが多いです。無理に寝ようとする必要はないので、自分が楽に過ごせる状態を探してほしいなと思います。
さいごに
最初にも書いた通り、つらい時の対処法は人によって違います。
「この方法がいいな」と思ったらメモしておくと、どんどんメンタルケアが上手になって、心がつらい状態から楽な状態に帰ってくるのが早くなります。
最後にもうひとつ、心がつらくなりやすいタイミングもお伝えしますね。
気温差が大きい時期、雨や台風の日、がんばった後、風邪をひいた時、女性なら生理前後などです。「雨だから、心がつらいんだな」と客観的に捉えられると、少し楽になります。
つらい時を何回も経験して、もう嫌だって思う時もあると思います。
それでもいっぱい乗り越えてきた自分を認めてあげてほしいし、とってもすごいなと思います。がんばっています。つらい気持ちから、穏やかな気持ちに、帰って来れますように。