うつ病マンガのやびーです!
今回はバイトの面接で「うつ病です」という人が来た時、採用しても大丈夫かどうかお話します。
うつ病とは
精神疾患のひとつで、体がだるい、眠れない、気持ちが落ちこむなどの症状がります。
また、体調が不安定だったり、疲れやすかったりします。
回復が不十分だと、欠勤が多くなったり、遅刻や早退をしてしまうことがあります。
うつ病さんの中には早く働きたいと思っている人も多く、焦って社会復帰をしてしまうことがあります。
うつ病患者が、働ける状態であるか見分ける基準例をお話します。
主治医の許可はあるか
まず第一に、お医者さんは働いてもいいと言っているかどうか確認します。
許可がなければ、早すぎる可能性が高いです。
許可があっても、患者の状態を把握していない場合もあります。
当たり前ができるかどうか
うつ病になると当たり前のことが難しくなります。
例えば、同じ時間に出勤すること、早起きすること、電車に乗ること、長時間活動すること。
仕事をするにあたって「これは当たり前にできてほしい」と思うことを、質問します。
例
・決まった時間に来れるか
・朝起きれるか(早い出勤なら)
・お風呂に入れるか(食品を扱うなど)
・電車に乗れるか(電車出勤なら)
・通勤帰宅ができるか
・3時間活動ができるか
など、仕事内容に合わせて質問を作ってください。
採用後の配慮
一般的な配慮は2つ。
①疲れやすいため、勤務日数や時間は少なめから始める
②一日のうちで朝が一番しんどい人が多いので、朝早くのシフトは控える
細かい配慮は本人に聞くのが一番です。
休みが多い時は
欠勤や早退が多いと、困りますよね。
あらかじめ「月に◯日休んだら解雇」などのルールを決めておくのが、お互いのためにいいと思います。
また、「甘えだ」などと責められても病気の症状は軽くなりません。
病歴がある場合
今は治っているが、過去に病歴がある場合はどうでしょう。
基本的に問題はありません。
治って、普通に働いている人は大勢います。
ただ、再発率も高い病気なので、無理は禁物です。
さいごに
最後に私の意見を少し述べさせていただきます。
うつ病の人の中には、健康でないのに働き始めてしまう人が多くいます。
逆に元気になったのに、病歴がネックで働けない人もいます。
採用担当の方が、ある程度見極めることは、会社にとっても、うつ病さんにとっても、社会全体にとっても価値があります。
ただ、正確な判断はとっても難しい、というか不可能なので、ゆるく判断してくださいね。
読んでいただきありがとうございました!
やびー