こんにちは!
うつ病マンガのやびーです!
突然ですが、同僚など周りのうつ病さんに対してこんなこと思いませんか?
「うつ病は嘘じゃないの?」
「仮病でさぼりたいだけ」
「正直、甘えや怠けだと思う…」
そう考えるのもわかるし、別に悪いことではありません。普通だと思います。
でも言える雰囲気じゃなかったり、言っても改善されなかったり…。
そんな時に、大切なことを書きますね。
疑ってしまうのは努力家の人
うつ病がずるく感じる人って、すごく頑張っているのではないかな、と思います。
それか正義感が強くて、平等を大切にしているか。
もし頑張らないで、毎日楽勝だったら、他人の「がんばってない」は気にならないかもしれません。
そういう意味で、うつ病を疑ってしまう人は、頑張り屋で真面目で誠実な人の可能性が高いです。
怒りを感じる理由
うつ病を信じないというのは、「うつ病と言っている人に対して怒っている状態」ですよね。
ここで、少し横道にそれて「人間が怒りを感じる理由」についてお話します。
怒りは二次感情と呼ばれます。
怒りの前に他の感情があって、それをもとに怒りが生まれます。
例えば、楽しみにしていたプリンを勝手に食べられたとします。
怒りますよね…!
この時、怒りの中に「本当はプリンが食べたかった、食べられなくて悲しい」とい気持ちが隠されています。
これが一次感情。本当の気持ちです。
さて、話を戻します。
うつ病を利用して休む人に対して怒りが出てくるのは、なぜでしょう?
一次感情は、「しんどい、私も本当はがんばることをやめたい、休みたい」かもしれません。
あくまで可能性の一つなので、全員に当てはまるわけではありません。
一次感情、本当の自分の気持ちや願いを意識してみてください。
うつ病は甘えじゃない
うつ病についても触れておきますね。
甘えと思われがちなうつ病ですが、うつ病は存在するし、一つの病気です。
気持ちが沈んだり、集中力が落ちるなどの精神症状から、体がだるい、頭痛、便秘下痢、眠れないなどの身体症状もあります。
心の病気と言われますが、実際は脳にも異常が起きます。
甘えではありません。
完全に理解はできなくても、「病気…なのかな?」くらいで思ってくれると嬉しいです。
責めないでほしい
甘えかも?と思っても、責めないでほしいです。
治療の妨げにもなります。
働けない悔しさに加え、症状に「自責の念」というのがあり、通常より責める言葉が刺さります。
実は一番責めているのは、うつ病さん自身なのです。
さいごに
ここまで読んでくださってありがとうございます。
もう一つ、うつ病を疑わないメリットがあります。
自分が病気になった時、苦しさが減ります。
絶対ならないと思っていたけど、かかった人もいます。
どうか相手の痛みを、そして自分の痛みを軽くみないで、大切にしてくださいね。
やびー